2024年12月– date –
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美容医療ーエビデンスを基に
シワ・タルミに対するレーザーなどのエネルギー発生機器治療の基礎知識
レーザーが一番良いの? そんなことはありません たくさんの種類と方法があります。 今回は、シワとタルミの改善のために使用される主なレーザー等の機器として、フラクショナルレーザー療法(fractional laser skin resurfacing:FLSR)、高周波治療... -
美容医療ーエビデンスを基に
HIFU(高密度焦点式超音波治療法)は有効か?安全か?
シワとタルミの改善のために使用されるHIFU は水分を含む組織での伝播に優れるため、皮膚の真皮網状層の中層~下層の特別な深さに十分なエネルギーを与えます。高エネルギーの超音波を発生させ、これを高密度に集束させることにより、真皮組織や皮下組織... -
美容医療ーエビデンスを基に
スレッドリフト(糸リフト)は有効?安全?効果はどのくらい続く?
スレッドリフトとは? スレッドリフトは、美容医療施術として人気がありますが、その安全性と有効性については様々な情報があり、混乱されている方もいらっしゃるでしょう。かつて行われていた単純に糸で組織を引き上げて縫合する方法では、1点に牽引張... -
美容医療ーエビデンスを基に
乳房増大(豊胸)術の歴史と現在行われている方法のメリット、デメリット
乳房への充填剤注入術は 1900 年前後にヨーロッパで始まった.当初は、液状のワセリンやパラフィンのような非吸収性充填剤が用いられたが,局所の異物反応や脳梗塞,肺塞栓(充填した物質が血液中を流れていき、脳や肺に詰まる)のような全身合併症のた... -
美容医療ーエビデンスを基に
乳房へのヒアルロン酸注入による豊胸術(乳房増大術)のリスクは何?大丈夫なの?
乳房へのヒアルロン酸(非吸収性ではなく、吸収性充填剤です)注入による豊胸術は、メスを使わずにバストアップできる手軽さから人気を集めていますが、リスクと合併症が存在します。手技に伴う感染や血腫、痛みなどの医学的リスクがあるのは当然ですが... -
美容医療ーエビデンスを基に
フィラー(充填剤)注入のリスクは意外に多い ご注意を
*下段に、難しい用語の説明を挙げました(*)。詳しく、説明を受けたい方は「無料相談」でお尋ねください。 2019年に報告された国内3,093の医療施設を対象に美容医療有害事象(合併症、後遺症)の実態調査*によれば、重度有害事象*は高齢者に多く,... -
予防医療 グローバルなおすすめ
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンのキャッチアップ期間を2026年3月まで1年間延長
厚労省は、子宮頸がんを予防するワクチンであるHPVワクチンについて、キャッチアップ接種(無料)の期間を2026年3月31日までと1年間延長しました。対象者は1997年度生まれから2007年度生まれの女子です。2024年度が定期接種の最終年度である2008度生まれの... -
プロのスキンケア・ボデイケア・ネイルケア
実は「老化」を感じやすく人の目に入りやすい手元。
せっかく綺麗にネイルをしていてもガサガサ、シワシワの手では魅力も半減…💦 とにかく日頃から取り入れてほしいのは【こまめな保湿】! ・ネイルをしている方や爪周りの皮膚トラブルが気になる方はネイルオイルがおすすめです。爪裏にオイルを垂ら... -
美容医療ーエビデンスを基に
顔面のシワ・タルミにヒト塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)添加多血小板血漿(PRP)療法は有効か? PRP+bFGF PART2
今回は、PRP+bFGFについて。 まずは、結論から。 前回も、ご紹介しましたが、日本の美容関連5学会が共同で発行している美容医療診療指針の推奨度と推奨文には、以下のように記されています。 推奨度:行わないことを弱く推奨(提案)する 推奨文:bF... -
美容医療ーエビデンスを基に
若返り注射でコブダイになってしまった? PART1 PRP療法について美容医療診療指針から (PART2はPRP+bFGF療法)
前の記事でヒアルロン酸注入について書きましたが、今回はPRPについて。(このローマ字だけの頭文字では「何のこっちゃ?」と感じる方が多いでしょう。最近の略語に対する正しいスペルや日本語訳を付記しない習慣が一般的になっていることにリテラシーレベ...