美容医療ーエビデンスを基に– category –
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美容医療ーエビデンスを基に
美容医療への直美(チョクビ)が止まらないー厚労省が是正のための策を打ち出した
2024年12月4日、美容医療をはじめとする保険外診療(自由診療)へ医師流出が止まらない現状を是正するため、厚生労働省が対策を打ち出す。内科や外科など保険診療の対象となる一般的な診療に最低5年間を取り組まなければ、自前のクリニックを開いても保険... -
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患者・クライアントと医療・医師側の双方にとって重要なことは医学的根拠に基づく判断と良好なコミュニケーション
5.適応や禁忌を守ること 6. クライアント(患者さん)とよいコミュニケーションが取れること 前回に続いて、5)、6)について記載します。 医学・医療において適応とは、治療、投薬、手術や検査など医療行為の正当性、妥当性を意味します。適応の反対は... -
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フィラーも、レーザーも使い方と診断能力次第
前回の続きで、以下について書きます。 3.製剤(薬品)や機器の特徴の把握 4.複数の機器を使いこなし、適切な選択ができること ヒアルロン酸やボツリヌストキシンといっても、たくさんの種類があります。メーカー(製薬会社)は複数ありますし、同じメ... -
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美容外科医(医療)にとって大切なこと
医学全般を承知していること 解剖学的知識の理解 製剤(薬品)や機器の特徴の把握 複数の機器を使いこなし、適切な選択ができること 適応や禁忌を守ること クライアント(患者様)とよいコミュニケーションが取れること 以上は、ほとんどの診療科の医師に... -
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ヒアルロン酸の過剰注入(Facial Overfilled Syndrome FOS)の予防と治療 ヒアルロニダーゼはあるが完全ではない。「盛りすぎ」注意
実は、ヒアルロン酸のFOSに対する治療として、ヒアルロニダーゼという薬剤(酵素)を注射する方法があります。ヒアルロン酸は「もともと生体にある物質だからいずれは溶けて無くなるはず」、あるいは、「せっかく入れたんだから勿体ない」など、ヒアルロニ... -
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Facial Overfilled Syndrome (注入過剰症候群 FOSまたはOS) 過度のヒアル顔は避けたい
前回の記事で、ヒアルロン酸の注入を老化に対する治療として紹介しました。ヒアルロン酸の注入しすぎで「ヒアル顔」になってしまうことは、Facial Overfilled Syndrome (FOSまたはOS)と呼ばれています。日本だけでなく、世界中で、ナチュラルルッキングが... -
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形態的老化現象(形や見た目の変化)とは?ヒアルロン酸による老化治療
老化に対する治療 ヒアルロン酸注入(フィラー) 一般的に、顔の老化とは、皮膚から骨に至るまでの層で、下垂・萎縮・拘縮が起きるとともに、繰り返される表情筋(表情を作る顔の筋肉)の過度の緊張によって起きる変化といわれています。怖い言葉が並んで... -
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AMWCから 注入(Filler)治療ーヒアルロン酸について
ヒアルロン酸 イントロ AMWCで扱われたテーマの中で多かったものは非外科的(非侵襲性)治療といわれるものでした。この中にはエネルギーデバイス(様々なレーザーやラジオ波等の機器)による治療と注入治療が含まれます。中でも、既に皆さんがよくご存じ... -
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世界美容・アンチエイジング学会JAPAN 2024(東京)Aesthetic & Anti-Aging Medicine World Congress TOKYO 2024に参加してきました。
2024年11月10日、11日の両日、世界美容・アンチエイジング学会JAPAN 2024に参加しました。講演を行う演者はもとより、参加者の多くが外国人というインターナショナルな国際学会でした。そのなかで、いくつかのテーマについてご報告していきたいと思います... -
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第3回美容・アンチエイジング国際医療学会AMWC JAPAN 2024
明日から、11月10日から開催される国際(世界)美容・アンチエイジング医療学会(AMWC)JAPAN 2024に参加します。美容・アンチエイジングに関する大規模な国際学会で、海外で開かれることが多いのですが、今回は東京での開催です。一般の方々には、学会と...