糖とインスリン 糖はからだのエネルギー源・糖をエネルギーとして使うにはインスリンが必要

 食事をすると、栄養素の一部はとなってから吸収されます。食事をしない時間が続くときには、主に肝臓により糖が作られています(糖新生)。糖は常に血液中を流れています。血液の流れに乗って、からだのあらゆる臓器や組織へめぐります。それらの細胞までたどり着いた糖は、同じく血液中に流れていたインスリンの助けを借りて細胞に取り込まれます。取り込まれた糖は、私たちのからだが活動するためのエネルギーの源となります。
インスリンは細胞のドアを開ける鍵のような役割を果たしています。細胞の前まで到着した糖は、インスリンの働きによって、すみやかに細胞の中に入ります。その結果、糖は血液中にあふれることがなく、血液中の糖の濃度は一定の範囲に保たれています。

糖尿病の症状とは?

糖尿病になっていることに気がつかない方が多くいます。かなり血糖値が高くなければ症状が現れません。
高血糖における症状
•喉が渇く、水をよく飲む
•尿の回数が増える
•体重が減る
•疲れやすくなる
ただし、急激な高血糖になると意識障害(昏睡)に至ることもあります。
症状がまったくなく健診などで糖尿病が判明する方もいれば、症状が現れて糖尿病が判明する方もいます。眼や腎臓の合併症の症状で糖尿病と診断される方もいます。妊娠中に発症する糖尿病もあります。

糖尿病とは | 糖尿病情報センター https://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/010/010/01.html

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この記事を書いた人

代表紹介 今野良 
医師 (自治医科大学卒業)
医学博士 (東北大学)
Prof. Ryo Konno, MD, PhD
臨床医・研究者としてのキャリアと実績

所属・学会・研究員
自治医科大学総合医学第2講座(産婦人科)教授
日本産婦人科学会(専門医)、日本婦人科腫瘍学会(専門医)、日本産婦人科内視鏡学会(理事、技術認定医)、日本臨床細胞学会(専門医)、日本エンドメトリオーシス学会(理事)、日本婦人科がん検診学会(2012年学術集会長)、日本美容内科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本産婦人科医会、日本医学旅行学会
Asia-Oceania Research Organization in Genital Infection and Neoplasia (AOGIN アジアオセアニア生殖器感染および腫瘍研究機構、日本代表理事、2017年東京大会会長)
Aesthetic &Anti-Aging Medicine World Congress(世界美容・アンチエイジング医学会)
Wold Endometriosis Society (世界子宮内膜症学会)
NPO子宮頸がんを考える市民の会(理事長)
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)研究班員
独立行政法人医薬基盤研究所霊長類医科学研究センター(UNIBIOHN)客員研究員

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