ダイエットのリバウンド どうしたら防げる?GLP-1ならリバウンドしない?いいえ、基本は適切な生活習慣を身に着けること

GLP-1受容体作動薬は、従来の肥満対策と比べてリバウンドしにくいと言われるようですが、決してリバウンドしないわけではありません

リバウンドが少ないと言われる理由としては、GLP-1受容体作動薬が食欲を抑制し、基礎代謝をある程度上げることで、体重が減りやすい状態を作るからです。しかし、薬の効果だけに頼って生活習慣を改善しないと、投与を中止した後にリバウンドが起こりやすくなります。決して、根本的に体質改善しているわけではなく、服用中だけの変化なのです。

リバウンドを防ぐためには、以下の点に注意することが重要です。

GLP-1受容体作動薬はあくまで補助的な役割と認識する 薬に頼り切るのではなく、食事療法や運動療法を継続して行い、健康的な生活習慣を身につけることが大切です。

食事療法:

ドカ食いなどを避け、腹八分目を心がける。

野菜、きのこ、海藻など、低カロリーで食物繊維豊富な食品を積極的に摂る。

たんぱく質をしっかり摂取する。

糖質や脂質の摂りすぎに注意する。

運動療法:

有酸素運動と筋トレを組み合わせる。

無理のない範囲で、毎日、あるいは週に何回か継続して運動する。

薬の投与を急に中止しない:

医師の指示に従い、徐々に減量していく。

自己判断で急に中止すると、リバウンドのリスクが高まります。

定期的な診察:

体重の変化や体調などを医師に報告し、栄養士からの適切なアドバイスを受ける。

メンタル面:

ストレスを溜め込まない。

十分な睡眠をとる。

GLP-1受容体作動薬は、肥満治療において有効な薬ですが、魔法の薬ではありません。リバウンドを防ぎ、健康的な体重を維持するためには、薬物療法と並行して生活習慣の改善に取り組むことが重要です。

当オフィスでは、GLP-1受容体作動薬のような薬に頼るのではなく食事療法や運動療法を継続して行い、適切な生活習慣と体重管理を身につけることによってあなたが素敵なライフスタイルを確立することに貢献できます。ぜひ、無料相談やお問合せからご連絡ください。

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この記事を書いた人

代表紹介 今野良 
医師 (自治医科大学卒業)
医学博士 (東北大学)
Prof. Ryo Konno, MD, PhD
臨床医・研究者としてのキャリアと実績

所属・学会・研究員
自治医科大学総合医学第2講座(産婦人科)教授
日本産婦人科学会(専門医)、日本婦人科腫瘍学会(専門医)、日本産婦人科内視鏡学会(理事、技術認定医)、日本臨床細胞学会(専門医)、日本エンドメトリオーシス学会(理事)、日本婦人科がん検診学会(2012年学術集会長)、日本美容内科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本産婦人科医会、日本医学旅行学会
Asia-Oceania Research Organization in Genital Infection and Neoplasia (AOGIN アジアオセアニア生殖器感染および腫瘍研究機構、日本代表理事、2017年東京大会会長)
Aesthetic &Anti-Aging Medicine World Congress(世界美容・アンチエイジング医学会)
Wold Endometriosis Society (世界子宮内膜症学会)
NPO子宮頸がんを考える市民の会(理事長)
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)研究班員
独立行政法人医薬基盤研究所霊長類医科学研究センター(UNIBIOHN)客員研究員

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