✨プロが解決!美と健康の悩み✨ No2 まつげエクステ、まつげパーマのリスク

なかなか人に聞けない悩みを、質問者えりりん(以下、えりりん)から、今野先生(以下、先生)と美容担当者(以下、美容)に聞いて、しっかり回答、解決します。

えりりん(質問者):まつげエクステ、まつげパーマのリスクは?

少しでも理想の自分に近づくため、まつげエクステやまつげパーマを利用する女性は少なくないでしょう。

毎日の化粧が楽になったりノーメイクでも目元が美しく保てたりと、メリットが多いですよね。

しかし、毛量が減ってしまうなどのリスクもつきまとってしまいます。

そこで、今回は『まつげエクステ、まつげパーマで考えられるリスクについて』美容担当者にお伺いします。

_________________________________________

えりりん:美容意識がどんどん高まっている現代では、まつげエクステやまつげパーマも一般的になってきました。

メリットが多いのは事実ですが、実際に考えられるリスクはどのくらいあるのでしょうか?

_________________________________________

美容担当:実際にサロンを経営していた経験からしても、まつげエクステ、まつげパーマともにいくつかのリスクがあります。

まつげエクステで一番多いリスクはアレルギー反応やかぶれです。

エクステは接着剤で自まつげと接着するため、接着剤に含まれる成分が原因でかゆみや肌荒れが起こります。

対処法としては、事前にパッチテストができるようなしっかりしたサロンで施術することです。

また、エクステは無理のない長さ・太さ・本数を選びましょう。

人それぞれの自まつげの長さや量、質に合わせずに無理してエクステをつけてしまうと、まつげに負担がかかり、目をこすったときや洗顔時などにエクステと一緒に自まつげごと簡単に抜けてしまいます。

エクステをつけるときは、無理せず自然な仕上がりを目指しましょう。

まつげエクステの仕上がりのリスクは、片方だけ取れやすい、バラつきがある、目元がチクチクするなどが多くなっています。

まつげパーマの一番のリスクは、ダメージです。

髪の毛と一緒だと思ってもらえるとわかりやすいですが、まつげパーマを続けると

傷みやすく切れやすくなるリスクは避けられません。

また、適切な間隔を空けずに頻繁にパーマをかけてしまうとより切れやすくなり、スカスカになってしまう人も多く見られます。

さらに、パーマ液を塗布する際に誤ってまつげ以外の皮膚についてしまうと、赤みやかぶれが出てしまう点もリスクといえるでしょう。

対処法は、エクステと同じようにパッチテストを実施しているなど、信頼できるサロンを選ぶことです。

まつげパーマの仕上がりのリスクは、カールの失敗です。

均一に上がっていない、左右差がある、薬剤コントロールの失敗が原因でまつげがチリチリになってしまうなどが挙げられます。

まつげエクステ、まつげパーマどちらにも共通していえる『自分でできる対策』としては、

まつげ美容液やコーティング剤でホームケアをすること、適切な間隔を守って通うことです。

  • エクステは3週間~1ヶ月程度
  • パーマは1ヶ月半~2ヶ月程度

をおすすめします。

_________________________________________

えりりん:せっかく美容のために施術してもらったにもかかわらず後悔することのないように、まつげエクステ、まつげパーマともに、適切な量や間隔を守って信頼できるサロンに通うことが大切ですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

代表紹介 今野良 
医師 (自治医科大学卒業)
医学博士 (東北大学)
Prof. Ryo Konno, MD, PhD
臨床医・研究者としてのキャリアと実績

所属・学会・研究員
自治医科大学総合医学第2講座(産婦人科)教授
日本産婦人科学会(専門医)、日本婦人科腫瘍学会(専門医)、日本産婦人科内視鏡学会(理事、技術認定医)、日本臨床細胞学会(専門医)、日本エンドメトリオーシス学会(理事)、日本婦人科がん検診学会(2012年学術集会長)、日本美容内科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本産婦人科医会、日本医学旅行学会
Asia-Oceania Research Organization in Genital Infection and Neoplasia (AOGIN アジアオセアニア生殖器感染および腫瘍研究機構、日本代表理事、2017年東京大会会長)
Aesthetic &Anti-Aging Medicine World Congress(世界美容・アンチエイジング医学会)
Wold Endometriosis Society (世界子宮内膜症学会)
NPO子宮頸がんを考える市民の会(理事長)
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)研究班員
独立行政法人医薬基盤研究所霊長類医科学研究センター(UNIBIOHN)客員研究員
岩手県奥州市地域医療モデル・メディカルアドバイザー

目次