✨プロが解決!美と健康の悩み✨ No1 頭痛

ブログ内の新しいコーナーです。

なかなか人に聞けない悩みを、質問者えりりん(以下、えりりん)から、今野先生(以下、先生)と美容担当者(以下、美容)に聞いて、しっかり回答、解決します。

今回の質問は「頭痛」について。

えりりん:慢性的な頭痛は病院に行った方がいい? 行くなら何科?

〈夕方になると頭が痛くなる〉

〈視界がまぶしくなったあと、かならず頭痛に襲われる〉

など、日ごろ頭痛に悩まされている人はいませんか?

しかし、「いつものことだから」「薬を飲めばなんとかなる」と病院に行かない人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は『慢性的な頭痛がある場合、病院に行ったほうがいいのかどうか』を先生にお伺いしました。

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えりりん:日常的に頭が痛いと感じていても、いつものことだからと病院に行かない人は多いと思います。

医学的に見て、慢性的な頭痛を抱えている場合は病院に行ったほうがいいのでしょうか。

また、病院へ行く場合は何科がいいのでしょうか。

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先生:痛みを感じるなど、なにか症状がある場合は一旦病院に行くことをおすすめします。

理由は、頭痛にはいろんな種類があるからです。

朝から痛い人もいれば、夕方や疲れてから痛くなる人、またはなにかが原因で痛くなるという人もいるでしょう。

たとえば、片頭痛はなにかきっかけ(原因)があるため、本人には頭痛の前兆がわかる場合が多いです。

朝から夕方、夜にかけて痛くなる場合は『筋緊張性頭痛』と言って、頭の筋肉が凝ることが原因です。肩こりを想像してもらうとわかりやすいでしょう。

ほかには、頭の内部の血管が広がることで体積が増し、周りを圧迫することで起こる頭痛もあります。

慢性的な頭痛は、自己判断で決めつけてしまったり、薬を服用することで症状を抑えたりする人も多いでしょう。

しかし、きちんと病院に行くことで原因がわかることがあります。

原因がわかれば、健康に問題がないかどうかわかりますし、薬を処方してもらうことも可能です。

一般的には内科で問題ありませんが、最近では神経内科や脳内科、都内だと頭痛外来などもあります。

近くで行きやすい病院があれば、まず行ってみるのがおすすめです。必ずしも簡単に原因がわからないことがありますが、痛みに対する対処はしてくれるはずです。

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えりりん:慢性的な頭痛を抱えているとそれが当たり前になりがちですが、我慢せずに病院へ行き、まずは原因となる病気があれば、突き止めることが大切ですね。症状を正確に医師に伝えるために、頭が痛くなるタイミングや前兆などをメモしておくと、スムーズに受診できますね。

病院に行っても解決しない場合は、私たちメディカルコンサルにお気軽にご相談いただければと思います。

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この記事を書いた人

代表紹介 今野良 
医師 (自治医科大学卒業)
医学博士 (東北大学)
Prof. Ryo Konno, MD, PhD
臨床医・研究者としてのキャリアと実績

所属・学会・研究員
自治医科大学総合医学第2講座(産婦人科)教授
日本産婦人科学会(専門医)、日本婦人科腫瘍学会(専門医)、日本産婦人科内視鏡学会(理事、技術認定医)、日本臨床細胞学会(専門医)、日本エンドメトリオーシス学会(理事)、日本婦人科がん検診学会(2012年学術集会長)、日本美容内科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本産婦人科医会、日本医学旅行学会
Asia-Oceania Research Organization in Genital Infection and Neoplasia (AOGIN アジアオセアニア生殖器感染および腫瘍研究機構、日本代表理事、2017年東京大会会長)
Aesthetic &Anti-Aging Medicine World Congress(世界美容・アンチエイジング医学会)
Wold Endometriosis Society (世界子宮内膜症学会)
NPO子宮頸がんを考える市民の会(理事長)
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)研究班員
独立行政法人医薬基盤研究所霊長類医科学研究センター(UNIBIOHN)客員研究員
岩手県奥州市地域医療モデル・メディカルアドバイザー

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