グリーンネイルを知っていますか? ネイルのトラブル

グリーンネイルとは、爪に対する緑膿菌という細菌の感染です。 必ずしも、ネイルと関係しているわけではありませんが、緑膿菌は湿気が大好きなバイ菌です。 つまり、ネイル施術後の状態でジェルネイルと自爪(本来の自分の爪)の隙間ができて浮いてしまうことで水分を多く含み、そこに緑膿菌が感染するものです。

緑膿菌自体は、感染力の強い最近ではありませんが、通常、施術後のジェルネイルに対してはセルフケアとしての保湿を心がけます。しかし、それが緑膿菌感染にとっては、ますます、悪化させることになります。ネイリストがそれに気が付かずに、あるいは、敢えて、施術を繰り返すとその指の感染が酷くなるばかりではなく、別の爪にも感染するという悪循環を招きます。そして爪を失うことになります。グリーンネイルは、原則的に皮膚科への受診をお勧めします。素人の判断では、使用する抗生物質(個人が買えるOTC薬など)も無効なものを選択している場合があります。

私たちは医学的知識を根拠に、お客様のネイルを拝見して、継続してよいものか、皮膚科受診をすべきかをネイルの専門家と医師の双方の知識と経験で判断し、アドバイスすることが可能です。

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この記事を書いた人

代表紹介 今野良 
医師 (自治医科大学卒業)
医学博士 (東北大学)
Prof. Ryo Konno, MD, PhD
臨床医・研究者としてのキャリアと実績

所属・学会・研究員
自治医科大学総合医学第2講座(産婦人科)教授
日本産婦人科学会(専門医)、日本婦人科腫瘍学会(専門医)、日本産婦人科内視鏡学会(理事、技術認定医)、日本臨床細胞学会(専門医)、日本エンドメトリオーシス学会(理事)、日本婦人科がん検診学会(2012年学術集会長)、日本美容内科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本産婦人科医会、日本医学旅行学会
Asia-Oceania Research Organization in Genital Infection and Neoplasia (AOGIN アジアオセアニア生殖器感染および腫瘍研究機構、日本代表理事、2017年東京大会会長)
Aesthetic &Anti-Aging Medicine World Congress(世界美容・アンチエイジング医学会)
Wold Endometriosis Society (世界子宮内膜症学会)
NPO子宮頸がんを考える市民の会(理事長)
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)研究班員
独立行政法人医薬基盤研究所霊長類医科学研究センター(UNIBIOHN)客員研究員

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